≪動画≫七歳の少女が武術学校に入校した二日後に死亡ーーー中国における少林寺学校

中国

新京報。リンク先動画あり。

小龙武校7岁女童死亡事件调查结果公布
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少女が少林寺学校で死亡

経緯

 四月七日に七歳の少女が武術学校に入学した二日後、死亡した事件について中国国内で引き続き関心が向いている。事件の経緯をまとめると、

  • 七日、少女が河南省登封市の少林小龍武術学校に入学。
  • 四で月九日午前、彼女が倒れているところを発見されるが、救急処置をする間もなく死亡。
  • 現在、少女の死因について学校と遺族が対立。

動画の公開

 悲劇が起きたのは河南省登封市の少林小龍武術学校。映画スターの释小龙の父親が校長を務め、評判と実績の高い有名校である。学校側は校内における暴力行為を否定していたが、監視カメラに映った事件動画が公開されたことで中国ネットを巻き込んで大きな問題となっている。当初、学校側は監視カメラの提供に難色を示していた。

動画の内容

動画は監視カメラの映像。グラウンドで休み時間なのか多くの学生が集まっている中、画面中央から端にかけて事態の推移が映し出されている。鮮明な動画ではないが、亡くなった少女が周囲を他の学生に囲まれているのが確認できる。動画の字幕によると、学生らが少女に対し殴打や蹴りを加えていたのが確認できたそうだ。また、医者(救命士?)姿の大人が、たくさんの学生に囲まれる中で救命処置を行っている様子も映っている。

背景と現状

亡くなった少女は半年後に小学校への進学が決まっており、それまでの間、この武校で訓練を受ける予定だった。 母親が言うには、彼女は少し太っていたので減量させることも望んでのことだったという。両親は半年間の学費として一万元(約17万円)を払っていた。学校側は彼女の死因は持病にあると主張しているが、入学前健康診断では何の病も見つからず、育ての祖父によると彼女は風邪もひかない健康な体で、唯一の問題といえば肥満だけだったそうだ。現在公安部が調査を行っているが、依然死因は明らかにされていない。当学校は1980年に開校され、12000余りの学生を有し、「国内最古の少林武術専門学校」として知られている。公安や教育行政部門にも認可され、国外からの留学生を募集する資格もある有名校だ。

中国ネットの反応

  • 一人娘にしっかり勉強や舞踊、琴弾、歌を教えるでもなく何故他所に送ってまで武術?命まで送ってどうするの?
  • ↑いい武術学校はすばらしいよ。ただ問題を発見して通報してくれる人がいればいい。この学校の管理が足りないだけだ。
  • こんなに小さいのにリンチに合うのか?彼らはいったいどうなってるんだ?
  • この学校、これらの生徒、少女の家族みんな責任がある。
  • 生徒にはまず武とは何たるかを教える必要があったな

まとめ

日本のメディアやバラエティにも度々紹介されることの多い少林学校だが、少林を教える学校なだけあって生徒間の喧嘩のみならず、教官による肉体的指導はままとして存在する。 近年、体罰に世間が厳しい視線を向ける日本でも、戸塚ヨットスクールや様々な合宿訓練などのスパルタ教育ビジネスが成功しているのをみると、子供に過酷な環境の中で成長を願う親はどこにでもいるようだ。今回は少女が入学して二日で死亡したこと、衝撃的な動画が出回ったことで大きな注目を集めているが、目に見えないところでは今回のようなケースが少なくない数で起こっているだろう。注意深く見ることが大事だと思う。

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